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  • 2017.06.13 Tuesday
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10月1日(土)  最後の老人会            曇り


朝6時に目覚めてゴミ捨てを思い立つ。入港予定が決まると、まもなくゴミ箱が施錠される。まだ時間があると高をくくっていると、いつの間にかゴミ箱が閉まっていて、ゴミを捨てられなくなっていることがよくある。で、慌てて4甲板のゴミ箱へ走る。ああ〜よかった。まだ施錠されてなかった、ラッキー!溜まったゴミを捨てることができた。

 
 


大竹主席が昼食へ誘いに来る。今日のメニューはステーキとアイス。でっかいステーキが出てきた。皆が体のおおきな芹澤くんにステーキを切り分けて、ご報謝。芹澤くん、いささか照れながらもうれしそう。

 
 


昼食後、散歩でデッキへ出る。ブリッジ裏は風邪がなく、快適な日だまり。船の中でも、私の好きな場所のひとつ。船は曇りの空の下、粛々と日本を目指して進んでいく。


 


使い終わったカッパを水洗いする。長靴も作業靴も洗う。洗濯機も2回連続して回し、溜まった洗濯物を片付ける。洗濯し終わった衣類を部屋中に干して満艦飾だ。
 


気がつくともう小笠原沖。あすにはもう羽田沖に着くのではないかという船足。航海のミッションが終われば、だれしも一刻も早く日本に帰りたい。機関の人たちもそれがわかっていて、握るダイヤルにも思わず力が籠もる。主席部屋で本航海最後の「老人会」が始まった。しかし今夜は、若い学生たちも続々やってきた。


 


そしてマイクさんは、奥さん、秀ちゃんの実家から買ってきたというドライニンニクを皆に振る舞う。岩手県産だ。タヒチで買ったフランスパンにブリーを塗って、その上に岩手県産ドライニンニクを惜しみつつ少しずつ振りかけて皆に勧める。これはありがたいのだが、しかし、もっと景気よくニンニクを振りかけていただきたいものだ。我々は皆、岩手県産ドライニンニクのファンなのだ。


 


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■今日の当直                       芹澤 健太
  Today’s correspondent                                     Kenta Serizawa
 
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。本日は日本大学の芹澤健太(せりざわ けんた)が当直を務めます。
 

今日から10月です。この航海もあと2日で終わってしまいます。最初は3カ月と聞いてとても長く感じましたが、いざ終わりが近づくと不思議と短かったように感じます。毎日顔を合わせて、一緒に作業をした仲間たちと離れ離れになることを考えると、ちょっぴり寂しくなります。しかし、日本に上陸するまではまだまだ航海は続きます。残り少ない日々を楽しみたいと思います。

 
今日はお昼頃から、荷物を1甲板の倉庫や3甲板の研究室から2甲板の研究室に運ぶ作業を行いました。3時間ほど掛けて、すべての荷物を運び終わりました。その結果、みんなでソーティングをした第7研究室も、いまは荷物置き場になってしまいました。採水をした水を運び入れて、濾過をした第4研究室もすっかり閑散としてしまいました。この3カ月間、見慣れて当たり前だった光景が大きく変化するのをみて、急に寂しくなってきました。もう航海も終わりなのかぁ…としみじみ実感しました。






 
おそらく、このブログが私の最後の当直になるかと思いますので、最後に謝辞を述べたいと思います。本航海に参加する機会を与えてくださった塚本先生には大変感謝しております。また本航海の主席研究員の大竹先生、番頭の黒木先生には航海中大変お世話になりました。こころからお礼申し上げます。最後に本航海でお会いしたすべての方々に感謝の気持ちを捧げます。ありがとうございました!
 

Thank you for everyone!
(了)
 
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■Mike’s Corner                                                Michael J. Miller
 
About the only thing remaining in the plankton sorting lab this morning was the fish tank with the 2 remaining fish as can be seen in the photo.  The plan is for one of our students to take them to his house where he has a saltwater aquarium and see if they can adapt to a new life there.  We can’t just release them back into the ocean because we would be introducing fish species from the South Pacific into the North Pacific, which is not good from a genetic perspective.  The rest of the day included more packing and arranging boxes in the laboratories and the last stage of the lepto-team work was to take down and box-up the computer and screen that were used to observe and photograph the leptocephali.  It was also the last day to have steak for lunch during the cruise, so that was nice.  After lunch, all the boxes from down in the storage area inside the ship were brought up to the labs and arranged according to which institute they would be taken to when we get back to Japan.  I also had to finish the catch table for the overall leptocephali catch cruise report so that report could be finished except for some replacement figures that were still being worked on.  So the day was filled with a sense of the cruise rapidly coming to an end.


 

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今日の海、今日の空                                               芹澤 健太  
  Today’s sea, today’s sky                                                    Kenta Serizawa

 
 

■We Are Here


 

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(本ブログに使われた全ての写真のクレジットは、日本大学と東京大学とJAMSTECが有します)
 
 
 
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■検索ワード
うなぎ博士の航海日誌 塚本勝巳 白鳳丸 ウナギ 仔魚 南太平洋 海洋調査 産卵 回遊 生態 資源変動 レプトセファルス IKMT CTD NORPACネット プランクトン 食物網 食物連鎖 フィロゾーマ 環境DNA 深海 ニューカレドニア アメリカンサモア フィジー タヒチ ポリネシア、日本大学、東京大学、海洋研究開発機構
 
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  • 2017.06.13 Tuesday
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  • 23:32
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コメント
このブログで連れて行っていただいた航海を思い出しています。ずいぶん昔の出来事のよう。航海最後の日々のさみしさを感じて、思わずホロリとしてしまいました。
航海のサンプルで今ごろどんな成果が出ているのでしょう。いつかうかがえるのを楽しみにしています。
来る年が皆様にとって輝く年になりますようお祈りしております。
  • うなぎの友
  • 2016/12/31 7:51 AM
明日には羽田沖に着くかもしれない。うなぎ博士はゴミ捨てと洗濯に忙しい。部屋は洗濯物で満艦飾です。昼食は大きなステーキとアイスです。帰港が近いので大きなステーキが出たのかもしれません。「老人会」をするのですが、今回は若い学生もぞくぞくと集まって来ました。船に乗っているみんなの気持ちが日本に早く帰りたいということで一つになり、白鳳丸は日本に向かって残り少ない航海を続けています。
  • マー坊
  • 2017/01/02 2:50 AM
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